【7・21】夏の参議院議員選挙のポイントを簡単にまとめてみた【投票へ行こう】
こんばんは!マル(@30FX1)です!
今回は本日公示された参議院議員選挙のポイントを自分なりにまとめてみました。
若い人に投票に行ってもらいたいという思いで書いたので、
選挙に興味がない人も是非みてもらったらと思います。
7.21参議院議員選挙とは?
正式には『第25回参議院議員通常選挙』と言います。
参議院議員選挙のポイント
・参議院議員248議席の半分の124議席を約370人の候補者が争う。
・選挙期間は7月4日(木曜日)から7月20日(土曜日)の17日間。
・投票日は7月21日(日曜日)。
そもそも参議院ってなんなん?
日本の国会は、
・衆議院(定数:465人、任期4年)、
・参議院(定数:248人、任期6年)、
の2院で構成されていて、ざっくり言えば、法律を作ったり、変えたり、廃止したりする仕事をしています。
1.法律をつくるときは、
②参議院に送付
④成立 となります。
わかりやすくいうと法律って大事なものだから、衆議院と参議院でダブルチェックして慎重に決めようってことですね。
国会ではほかにも、
2.予算を決めるとき
3.内閣総理大臣を決めるとき
4.条約を承認するとき
などが衆参両院で審議が行われるので、くっそ重要な仕事をしているということがわかりますね。
詳しくは、『らくからっちゃさん』がきれいにまとめられていたので、興味があるかたは是非チェックしてみてください。
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参議院選挙の仕組みと役割と重要性についてまとめてみた - ゆとりずむ
投票って行く必要あるの?
よく語られる、『投票に行く必要あるの?』って話ですが、上で書いた話を聞いてピンとくる人って確かにいないかもしれません。
このように、全体では54.70%とさほど低いとも思えませんが、
・10代 46.78%
・20代 35.60%
・30代 44.24%
と若手世代の投票率が著しく低い! その一方で、
・50代 63.25%
・60代 70.07%
・70代 60.98%
と上の世代の方々はめちゃくちゃ投票率が高いのです!
こうした状況や少子高齢化もあいまって、今、日本では『シルバー民主主義』と言われる若者世代の意見が反映されにくい事態に陥っています。
このままでは僕ら現役世代の意見なんかないがしろのままで、将来世代にツケを残し続けることに繋がります。
ということで、しっかり各政党の公約を勉強して、投票に行きましょうというのがこの記事の趣旨です。
今回の選挙で僕ら有権者が押さえるべきポイント
さて、前置きが長くなりましたが、今回の選挙のポイントを見ていきましょう。
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参議院議員選挙の主な争点
今回の選挙の主な争点は、以下の3つ
といったところでしょうか。よくニュースでも耳にしますよね。
順番にみていきましょう。
1.消費増税
昨年中に閣議決定され、今年2019年10月に現行の8%⇒10%に増税されることが決定されていて、消費者や経営者の負担軽減のため、軽減税率、キャッシュレス決済によるポイント還元などの導入準備が進められています。
僕らの生活にも大きく影響するであろう、この増税をめぐる問題が1つの大きな争点です。
軽減税率をめぐって最近バズったツイートもありましたよね。若者世代には一番身近な話題かもしれません。
軽減税率に生理用品とオムツ入らないってさ、
— 元鈴木さん (@Motosuzukisan) 2019年7月3日
子育ても介護も自分はやらないからオムツなんか他人事だし、女は毎月好きで血を垂れ流してると思ってるようなジジイしかこの国の上にいないのがいけないんだなってのがよく分かるね
2.年金問題
先月のトレンドとなっていた老後年金2,000万円問題。国会でも大きな騒ぎとなり、野党がこの問題を追及。結果として金融庁の審議会の報告書を政府側が受理しないと発表するまでになりました。さらには、金融庁の担当局長も退任し、大きな問題へと発展しました。
この現行の年金制度の持続可能性も大きな争点となります。
3.憲法改正
2017年の衆院選でも争点となっていた憲法改正。今回選挙に向けて安倍総理は、
「しっかりとこの参院選においては、憲法の議論すらしない政党を選ぶのか。国民の皆さまにしっかりと自分たちの考えを示し、議論を進めていく、その政党や候補者を選ぶのか、それを決めていただく選挙であると思います。この選挙を通じても野党の皆さまにぜひ議論に参加していただきたい、このことを訴えていきたいと考えています」
と宣言しています。自民党が示している憲法改正の中身は以下の4点で、
- 自衛隊の明記
- 緊急事態条項
- (選挙における)合区の解消
- 教育無償化の明記
憲法への自衛隊の明記以外の3点(赤字部分)について、僕はメディアで耳にしたことはありません。
おそらく、今まであまり議論されてこなかった部分なのではないでしょうか。
僕ら世代にとっても、教育無償化の明記の項目は関心のある項目じゃないですか?
この機会に憲法改正の中身について、考えてみるのもいいかもしれません。
主な政党の公約
本日の時事通信社のネット記事に、主要政党の主な公約が載っていました。上のほうに書いた争点も各政党ごとにわかりやすく整理されていますので、参考にしてみましょう。
さあ投票へ行こう!投票のポイント
さて、長々と記事を書いてきましたが、投票に行ったことがない人も少なからずいると思うので、最後に投票のポイントを押さえておきましょう。
投票の仕方
最初にも書きましたが、
・参議院議員選挙の投票日は7月21日(日曜日)です。
・投票時間は、午前7時から午後8時まで、
・投票場所は、自宅に届く投票所入場券に記載された最寄りの公民館など
・持ち物は、投票所入場券のみで身分証は必要ありません。
(参考:東京都選挙管理委員会)
投票日当日じゃなくても投票できる
そうは言っても、
・選挙当日は仕事がある
・大学生で住民票を移していない
そんな人いますよね。でも大丈夫、そんな人たちのための制度があります。
期日前投票
仕事などの予定があって、投票日当日に行けないときはどうしたらよいのでしょうか?
投票日に仕事や旅行などの予定がある人は、7月5日(金)から7月20日(土)まで(土日もOK)、区市役所、町村役場などで期日前投票ができます。
投票手続も、投票日当日に行けない理由を書面に記入することを除き、基本的には投票日の投票と同じで簡単にできます。
なお、期日前投票所によって、投票できる期間等が異なる場合もありますので、区市町村の選挙管理委員会へお問い合わせください。(東京都選挙管理委員会HP より引用)
不在者投票制度
長期出張で、投票日当日も都外に滞在しています。滞在先で投票する方法はありますか?
仕事や旅行などで、選挙期間中、名簿登録地以外の区市町村に滞在している方は、事前に申し出ることにより、滞在先の区市町村の選挙管理委員会で不在者投票ができます。また、選挙管理委員会の指定した病院や老人ホームに入院・入所している方は、その施設内で不在者投票ができます。詳しくは区市町村の選挙管理委員会へお問い合わせください。
(東京都選挙管理委員会HP より引用)
最後に
長々と書きましたが、僕らの1票が世の中を変えることだってあります。
というか僕はそう信じたい!僕たちの国未来は僕らが決めたって言いたいよね。
そのためには、僕ら若者世代がまず投票にいくことが大切です。
このブログを読んだ若い方で少しでも選挙への意識が変わる人がいれば幸いです。
マルでした。おやすみなさい~。